<2月8日(日)の作業>
朝9時頃早めに出動したものの、まもなく雪が降りはじめ、あっという間に真っ白に。
なんとか耐えながら1時間ほどの作業して、中止。ワイナリーにて待機。
16時頃雪もやんで、日が出てきたので、再出動。
1時間半ほど足の冷たさに耐えながらやったおかげで、先日やりかけた木を1本完了。
雪道をドライブ気分で帰宅。
雪の降る間、時間があったので、パソコン仕事もしながら、図書館で借りた本をチラチラ。
写真3枚目のこの本「ブドウ 日本的品種・新技術(沢登晴雄著)」は1975年に出版された古い本だが、興味深いことが書かれている。
沢登さんは棚栽培でも、密植を薦めているが、今のような樹幹を広げる大木栽培は近年のことで、明治から戦前までは1反歩あたり、100本~400本の密植が一般的だったとのこと。
1反歩で200本(1間×2間で1本)の密植1文字短梢を目指している当方としては非常に参考になる。
苗木の育て方についても、徒長させない剪定の方法が興味深い。
植えて1年目は150cm位に育てて、120cm位に剪定し、2年目は4芽ほど延ばしてすべてに実をつけさせて徒長させず、真ん中あたりで剪定し、3年目は上から3本目ほどの枝を主幹にして収穫しながら徐々に伸ばしてゆく。
今年も大量に接ぎ木して密植する予定なので試してみたい。
この本を手に入れようと思い、ネット検索したら、古いため絶版。
中古の本も出ていない。